专利摘要:
冷凍療法を送達するための様々な方法およびデバイスが本明細書に記述されている。1つのそのような冷凍切除デバイスは、冷凍切除チャンバおよび体積置換チャンバを含む。使用中においては、体積置換チャンバは、非療法的な体積を占有し、目標組織を切除するために必要な冷凍流体の量を減少させる。冷凍切除の方法は、カテーテルシャフト、拡張可能な第1のチャンバおよび拡張可能な第2のチャンバを含むカテーテルデバイスを提供するステップと、このカテーテルデバイスを目標組織に対して配置するステップと、少なくとも部分的にこの第1の拡張可能なチャンバを拡張するステップと、この第2の拡張可能なチャンバを体積置換流体によって拡張するステップとを含む。
公开号:JP2011509711A
申请号:JP2010542370
申请日:2009-01-09
公开日:2011-03-31
发明作者:ロバート;エフ. ベンチーニ,
申请人:ボストン サイエンティフィック サイムド,インコーポレイテッドBoston Scientific Scimed,Inc.;
IPC主号:A61B18-02
专利说明:

[0001] (関連出願の参照)
この出願は、「Ablation Devices and Methodsof Use」と題する、2008年1月11日に出願された米国仮特許出願番号第61/020,510号への優先権を主張するものであり、参照により本明細書に援用されている。]
背景技術

[0002] 心房細動はよくある心臓の不整脈である。患者の心房細動の悩みは、彼らの心臓の電気システムの誤動作を受けることであり、この誤動作は、通常のパターンで拍動する代わりに、心房に速い震えを生じる。この震えは、心臓が正しく血液をポンピングすることを妨げ、必然的に血塊の形成および脳卒中に至り得る。]
[0003] 心房細動に対する治療は、薬剤療法、電気除細動、外科的あるいは血管内切除技術を含む。薬剤療法はある患者には効果がなく50%と低い成功率を示すので、外科的なおよびカテーテルベースの技術が、人気をはくして成長してきた。この低い成功率と共に、薬剤療法はまた有害な副作用を有する。]
[0004] 外科的切除は、より侵襲性の処置を必要とし、それ故、外科医は、患者の心房の内部に迷路のような切開パターンを生成する。結果として生じる瘢痕は、心房細動に至る心臓中の異常な電気経路を遮るように働く。外科的切除は、薬剤療法よりもずっと高い成功率を有し、薬剤療法によって現れる副作用の可能性がない。しかしながら、高侵襲性(例えば、開胸の)処置が実質的なリスクを提示する。]
[0005] カテーテル切除技術は、より低い侵襲性のアプローチであり、経静脈アプローチを介して瘢痕組織を生成する。カテーテルは、エネルギを送達するか、あるいは組織を冷却して、患者の胸部に割れ目を作ることなく、外傷的瘢痕を生じる。]
発明が解決しようとする課題

[0006] 現在の治療は心房細動に向けられているが、切除デバイスおよびそれらの使用方法のさらなる前進が有益であろう。]
課題を解決するための手段

[0007] 本明細書に記述されているのは、冷凍切除療法を提供する方法およびデバイスである。1つの局面では、冷凍切除デバイスは、冷凍切除チャンバおよび体積置換チャンバを含む。使用において、体積置換チャンバは、非療法的な体積を占有し、目標組織を切除するために必要な冷凍流体の量を減少させる。]
[0008] 1つの実施形態において、冷凍療法カテーテルデバイスは、近位端と遠位端との間に延びる細長いカテーテルシャフトと、カテーテルシャフトの遠位端の近傍に配置された拡張可能な第1のチャンバとを含む。第1のチャンバは、冷凍流体ソースと流体連通し得る。拡張可能な第2のチャンバは、第2のチャンバの拡張が第1のチャンバに圧力を加えるように、第1のチャンバに隣接して配置され得る。体積置換流体ソースは、第2のチャンバと流体連通し得る。]
[0009] 1つの実施形態において、冷凍流体により満たされた場合、第1のチャンバは冷凍療法を送達するように配置される。逆に、第2のチャンバは、拡張された場合、第1のチャンバを組織と接触した状態に保持するように構成され得る。1つの例示的局面において、拡張可能な第1のチャンバは、拡張可能な第2のチャンバの少なくとも一部分を囲む。他の局面では、第2のチャンバは、第1のチャンバによって完全に封じられている。なおも他の局面では、拡張可能な第2のチャンバはカテーテルの最遠位端に配置され、また、拡張可能な第1のチャンバは第2のチャンバの遠位に配置される。]
[0010] 他の実施形態において、第1および第2のチャンバは、共通の壁を共有する。この壁は、体積置換チャンバを冷凍流体チャンバから隔離するように適合されている。例えば、第1のチャンバと第2のチャンバとの間に配置された壁は、冷凍切除療法を送達するために配置された第1のチャンバの外壁の一部分よりも低い熱伝導率を有し得る。他の局面では、第1のチャンバの壁の少なくとも一部分は、第2のチャンバの壁よりも高い熱伝導率を有し得る。]
[0011] 本明細書にさらに記述されているものは、複数の冷凍切除チャンバを有する冷凍切除デバイスである。このデバイスは、近位端と遠位端との間に延びる細長いカテーテルシャフトと、カテーテルシャフトの遠位端の近傍に配置された拡張可能な体積置換チャンバとを含み得る。体積置換チャンバは、体積置換流体ソースと流体連通し得る。このデバイスは、体積置換チャンバに隣接して配置された複数の拡張可能な冷凍チャンバと、複数の拡張可能な冷凍チャンバと流体連通する冷凍流体ソースとをさらに含む。拡張された場合、体積置換チャンバは、複数の拡張可能な冷凍チャンバのうちの少なくともいくつかを、冷凍切除療法を送達するための位置に動かすように構成されている。]
[0012] 他の実施形態において、冷凍切除療法を送達する方法が開示されている。1つの局面において、この方法は、カテーテルシャフトと、拡張可能な第1のチャンバと、拡張可能な第2のチャンバとを含むカテーテルデバイスを提供するステップを含む。ユーザは、第1の拡張可能なチャンバが第2の拡張可能なチャンバと目標組織との間に少なくとも部分的に配置されるように、カテーテルデバイスを目標組織に関して配置する。第1のチャンバは、そして、冷凍流体を第1の拡張可能なチャンバの中に送達することによって、拡張されて、第1のチャンバに隣接する組織を切除する。さらに、第2の拡張可能なチャンバは、体積置換流体により拡張される。]
[0013] 前述の概要の記述および以下の詳細な記述の両方が例示であり、請求されるように、本発明を限定するものではないことを理解すべきである。]
図面の簡単な説明

[0014] この明細書に組み込まれ、この明細書の一部分を構成する添付の図面は、本発明の例示の実施形態を例示しており、記述と共に、本発明の原理を説明することに役立つ。
図1は、本明細書に記述される冷凍切除デバイスの例示的実施形態の側面図である。
図2は、本明細書に記述される冷凍切除デバイスの1つの実施形態の断面図である。
図3は、本明細書に記述される冷凍切除デバイスの他の実施形態の断面図である。
図4Aは、本明細書に記述される冷凍切除デバイスのさらに他の実施形態の断面図である。
図4Bは、本明細書に記述される冷凍切除デバイスのなおも他の実施形態の断面図である。
図5は、本明細書に記述される冷凍切除デバイスの他の実施形態の断面図である。
図6は、図2のデバイスの他の実施形態の断面図である。] 図1 図2 図3 図5 図6
実施例

[0015] 本明細書に記述されているのは、組織を切除するための方法およびデバイスであり、特に、冷凍流体による組織の切除のための方法およびデバイスである。1つの実施形態では、冷凍療法カテーテルデバイスが開示される。このデバイスは、冷凍流体および体積置換流体をそれぞれ受け入れるように適合された、第1および第2の拡張可能なチャンバを含む拡張可能な本体を含み得る。1つの実施形態において、第1のチャンバは、目標組織に隣接して配置され、冷凍流体が送達されて組織の切除をもたらす。第1のチャンバおよび目標組織から離れている第2のチャンバは、拡張可能な本体の体積を増加し、および/または第1のチャンバを、目標組織の治療のために、目標組織に対して配置するように拡張され得る。1つの局面では、方法およびデバイスは心臓冷凍切除に適合され、なおも他の局面では、方法およびデバイスが、冷却流体の量を減少させて目標心臓組織を変化させ迷走電気信号を遮断するために開示されている。]
[0016] 図1は、冷凍流体により組織を切除するためのシステム10の1つの実施形態の例を例示しており、切除デバイス12および流体ソース14を含んでいる。1つの局面では、デバイス12は、近位端16と遠位端18との間に延びる細長い本体を含む。デバイス12の遠位端は、より詳細に以下に議論されるように、その中に冷凍流体が配置され得る拡張可能な本体20を含み得る。] 図1
[0017] 拡張可能な本体20の近位に、デバイス12はシャフト22を含み得る。1つの局面では、シャフト22は、治療流体が通って送達され得る1つ以上のチャネルを有する可撓性のあるいは硬い本体によって画定される。例えば、シャフト22は、冷凍流体の送達のための少なくとも1つの管腔、および/または体積置換流体の送達のための少なくとも1つの管腔を含み得る。さらに、治療のエネルギを運び、および/または感知された信号を送る/受け取るためのワイヤは、シャフト22の少なくとも一部分に沿って延び得る。1つの局面では、ワイヤは、シャフト22の遠位端に、および/または拡張可能な本体20に配置されたセンサと通信できる。]
[0018] シャフトは、目標組織に対する拡張可能な本体の挿入および/または配置を容易にする多様な特徴を含み得る。1つの実施形態では、デバイス12は、シャフト22の一部分によって画定される関節セグメントを含み得る。例えば、シャフト22の遠位部分は、ユーザによって作動され得、近位位置から目標位置内に拡張可能な本体を向ける。1つの例示的局面では、シャフト22は、プッシュおよび/またはプルストランドを含み得、力を関節セグメントに伝送する。]
[0019] シャフト22の大きさと形状は、デバイス12の意図された用途に基づいて選ばれ得る。デバイス12が心臓切除に使用される場合、シャフト22は、脈管管腔を通って挿入されるような大きさと形状であり得る。さらに、シャフト22の材料および構造は、可撓性の細長い本体を提供するように選ばれ得る。シャフト22が、脈管へのアプローチに対して一般的に公知である多様なカテーテル構造を表わし得ることを、当業者は容易に理解するであろう。しかしながら、本明細書に記述されたデバイスは、経静脈のルートを介して送達される必要はなく、および/または目標組織は心臓組織である必要はない。]
[0020] デバイス12の近位端は、臨床医がデバイス12を把持することを可能にするユーザインターフェイスあるいはハンドル24を含み得る。ハンドル24は、デバイス12の意図された用途および/またはデバイス12が使用される環境に依存して、多様な形式を有し得る。1つの局面では、ハンドル24は、拡張可能な本体20を拡張するための、1つ以上の液体あるいはガスのソースを含み得る。冷凍流体あるいは体積置換流体のような液体の送達を支配するための制御は、1つの局面では、ハンドル24にまた配置され得る。代替として、あるいは追加として、ハンドル24は、流体ソース14のような1つ以上の液体ソースと対になるように構成され得る。1つの実施形態では、ソース14は、冷凍流体および/または体積置換流体を含み、また、流体の送達を介して、拡張可能な本体20の拡張を調整し制御するための機構をさらに含み得る。]
[0021] 拡張可能な本体20に戻って、図2は、冷凍療法デバイスの1つの実施形態の断面図であり、そこでは、拡張可能な本体20が第1および第2のチャンバによって画定されている。第1のチャンバ26は、冷凍流体を受け取るように構成されており、第2のチャンバ28は、体積拡張流体を受け取るように適合されている。例えば、第1のチャンバは、冷凍流体ソースと流体連通し得る。1つの局面では、管腔がデバイス12の近位端から冷凍流体チャンバ(第1のチャンバ26)に延びる。管腔の近位端は、冷凍流体ソースと、特に加圧されたガスのソースと対になるためのフィッティングを含み得る。逆に、体積拡張チャンバである第2のチャンバ28は、体積置換流体ソースと流体連通し得る。] 図2
[0022] 1つの局面では、第1のチャンバ26は、第2のチャンバの少なくとも一部分を囲み、および/または第2のチャンバ28の外部あるいは外面に隣接して配置される。使用では、第1のチャンバは、目標組織と第2のチャンバとの間に、少なくとも部分的に配置される。第1および第2のチャンバの相対的位置は、拡張可能な部材20に送達される冷凍流体の量が減少するように、第2のチャンバ28が拡張可能な部材の非療法的な体積を占有することを可能にする。第1のチャンバ26は、冷却流体を受け取り、第1のチャンバに近接して配置された目標組織を冷却し、一方、第2のチャンバ28は、異なる流体あるいはより高い温度の流体(例えば、液体および/またはガス)により拡張され得る。]
[0023] 脈管構造のような解剖的構造内に配置される場合、第2のチャンバ28の拡張は、第1のチャンバ26の配置および/または成形を援助する。第1の局面では、第2のチャンバ28が第1のチャンバ26に対して圧力を加え得る。この局面では、第2のチャンバ28を体積置換流体によって満たすことは、第1のチャンバ26を目標組織に向けてあるいは目標組織との接触に動かすように作用する。加えて、あるいは代替として、第1のチャンバ26に、チャンバ26を組織の中に押し付けることによって、目標組織の形状に部分的に合う形状を取らせ得る。他の局面では、第2のチャンバ28は、第1のチャンバ26がそこから延び得る基礎として作用する。この局面では、拡張された第2のチャンバ28は、拡張可能な本体20の非療法的な部分を占有し、従って、第1のチャンバ26の形状を部分的に画定し、第1のチャンバ26の大きな部分を目標組織の近くに配置する。]
[0024] 第2のチャンバ28は、また、非目標組織の隔離を援助する。この局面では、第2のチャンバ28は、拡張可能な本体20の外面の一部分あるいは複数の部分を含み得、それ故、拡張可能な本体20の外面の一部分あるいは複数の部分から、第1のチャンバ26を排除する。第1のチャンバ26に隣接するか、または接触する組織は、第1のチャンバ26に収容される冷凍流体の近くに配置されることによって、冷凍治療を受け入れる。第2のチャンバ28に隣接するか、または接触する組織は、第2のチャンバ28に収容される流体置換流体によって、第1のチャンバ26に収容される冷凍流体から隔離され得、それ故、冷凍療法を避ける。従って、第2のチャンバ28を、冷凍療法によって治療される必要のない組織あるいは前に冷凍療法によって治療された組織のような、敏感な組織に隣接するか、または接触して配置することによって、第2のチャンバ28は、その様な敏感な組織を隔離により保護する。]
[0025] 1つの実施形態において、第1および第2のチャンバは、第1および第2の部材30、32によってそれぞれ画定される。第1の部材30は、第1のチャンバ26の境界を、少なくとも部分的に画定し、第2の部材32は、第2のチャンバ28の境界を、少なくとも部分的に画定する。しかしながら、第1および第2の部材は、第1および第2のチャンバを排他的に画定する必要はない。例えば、図2に例示されるように、第2の部材32は、第1の(外側の)チャンバの内面と、第2の(内側の)チャンバ28の外面とを画定し得る。第1および第2の部材は、単一の隣接材料を含む必要はない。例えば、第1および第2のチャンバは、同じあるいは異なる材料特性を有する1つ以上の壁によって画定され得る。さらに、第1および第2のチャンバの壁は、1つ以上の層を含み得る。] 図2
[0026] それにも拘わらず、第1および第2のチャンバの少なくとも一部分は拡張可能である。1つの局面では、第1および第2の部材30、32は、伸びることによって、拡張され得るか、あるいは膨張され得る。代替として、第1および/または第2の部材は、非伸展性ではあるが可撓性の材料であり得る。そのように構築された部材は、元の収縮した、および/または畳まれた構成から広がることによって、拡張し得る。他の局面では、第1および/または第2の部材の少なくとも一部分は、変形可能であり得る。拡張は、拡張可能な部材20の壁を変形することによって達成され得る。]
[0027] 1つの実施形態において、外側部材30および内側部材32は異なる特性を有し得る。例えば、外側部材30は、内側部材に対してより高い熱伝導率を有し得、第1のチャンバ内の冷凍流体と隣接する目標組織との間の熱伝達を容易にする。逆に、内側部材32は、より低い熱伝導率を有し得、第1のチャンバ内の冷凍流体への熱伝達を制限し、および/または体積置換流体が凍ることを抑制する。熱伝導率の差は、異なる材料を使用することによって、異なる材料の厚さを使用することによって、および/または隔離層を使用することによって達成され得る。]
[0028] 多様な従来の冷却液あるいは冷凍流体が、本明細書に記述されたデバイスと共に使用され得る。第1のチャンバ26を満たすために使用される冷却流体は、液体またはガスであり得るか、あるいは管腔から第1のチャンバ26を通って進行するとき、液体からガスに相を変え得る。例えば、冷却液は、食塩水、液体窒素あるいは他の公知の熱伝達流体のような、低い凝固点を有する液体であり得る。代替として、冷却流体は、一酸化窒素あるいは、冷却チャンバに入ったときに拡張し、従って、ジュールトムソン効果を使って第1のチャンバ26の温度を下げる、他の公知の冷凍液のような、圧縮された流体であり得る。そのような場合、流体の拡張の空気動力学および拡張後の第1のチャンバ26の最終体積の両方が、冷却流体の最終温度に影響を与える。]
[0029] 第2のチャンバ28を満たすために使用される流体は、また、冷却効果を有し得る、および/または、単に空間を占有し第2のチャンバを拡張するために選ばれ得る。1つの局面において、体積置換流体は、体積置換流体は生体適合の、あるいは食塩水のような医療用グレードの流体である。さらに、流体は造影剤を含み得、冷凍療法デバイスを視覚化する援助をする。他の局面において、体積置換流体は、冷凍療法治療の間に体積置換流体が凍らないように選ばれる。当業者は、デバイス20の意図された用途、第1および第2のチャンバの構成、選ばれた流体(例えば、冷凍流体の温度)、体積置換流体の凝固温度、および/または熱容量を含む多様な要因に依存して、体積置換流体が選択され得ることを容易に理解するであろう。]
[0030] 1つの実施形態において、冷凍流体は第2のチャンバを通って進み、第1のチャンバに到達する。図3は、冷凍療法デバイスの1つの実施形態の断面図であり、拡張可能な本体20内に第1のチャンバ26、第2のチャンバ28および第2のチャンバ28を通って延びる経路40を有している。1つの局面において、この経路は、カテーテルシャフト22から第2のチャンバ28を通って延びており、第1のチャンバ26の中に出る。] 図3
[0031] 経路40は、直線状であり得、図3に示されるように、拡張可能な本体20の長手方向軸に沿って延びて第2のチャンバ28の遠位端において出る。経路40は、また、曲線状であり得、拡張可能な本体20の長手方向軸から離れた位置において、第2のチャンバ28から第1のチャンバ26の中に出る。他の局面において、経路40は、分岐され得、内側部材32に沿って、第1のチャンバ26の中への複数の出口点を有する。] 図3
[0032] 使用中においては、第2のチャンバ28を通るルーティング経路40は、経路40内の冷凍流体を、敏感な組織から隔離し得る、および/または矛盾したあるいは局在した冷却を避け得る。チャンバ28は、拡張可能な部材20の外壁から経路40を離間し得る。]
[0033] 加えて、冷却流体が、拡張可能な本体20の近位端から距離をおいて第1のチャンバ26に入ることを可能にすることは、より均一な冷却を提供し得、および/または、冷却を拡張可能な部材20の遠位端に集中し得る。図3に関して、経路40を出る冷却流体は、第1の部材30の方向に向けられ、第1の部材30は、冷却流体を第1の部材30の内壁に沿って向ける。結果として、流体は第1のチャンバの壁に沿って進行し、チャンバ26内の流体と混合する。冷凍流体が、拡張可能な部材20の近位端にすぐ隣接するチャンバ26に入る場合、冷却は拡張可能な部材の近位端において集中され得る、および/または効率的には混合しないことがあり得る。従って、経路40の大きさおよび形状と、第1のチャンバ26へのその開口部の位置は、第1のチャンバ26への冷却流体の拡張に関連する流体動力学および空気動力学を改善するように、選ばれ得る。] 図3
[0034] 1つの局面において、経路40のチャンバ26への開口部41は、チャンバ26の近位端から、および/または拡張可能な部材20の近位端から離されている。他の局面において、開口部41は、チャンバ26および/または拡張可能な部材20の近位端よりも、チャンバ26および/または拡張可能な部材20の遠位端により近い。なおも他の局面において、開口部41は拡張可能な部材20の長手方向軸に近接して配置される。]
[0035] 1つの局面において、経路40は、第2のチャンバを通って延びる管腔によって画定されており、拡張可能な本体20の側面から離されている。経路の壁42は、第2の部材32の一部分および/または第2の部材内で延びる別個の構造によって画定され得る。1つの局面では、壁42は、冷凍流体を第2のチャンバ28から隔離するために低い熱伝導率を有し得る。]
[0036] 本発明の他の実施形態において、拡張可能な本体20の各チャンバの一部分は、拡張可能な本体20の外面に隣接して配置され得る、および/または拡張可能な本体20の外面を部分的に画定し得る。図4Aおよび4Bは、拡張可能な本体20内に第1のチャンバ26と第2のチャンバ28とを有する冷凍療法デバイスの断面を示し、ここでは各チャンバの一部分が拡張可能な部材20の外面を部分的に画定している。この局面において、第1および第2のチャンバ26、28は、図2および3に例示された内側/外側というよりも、並んだ構成を有する。図4Aにおいて、第2のチャンバは、カテーテル22の遠位端に隣接して配置され、第1のチャンバ26は、第2のチャンバ28の外部あるいは外面に隣接して配置され得る。図4Bにおいて、第1および第2のチャンバは、互いに平行に延びる。] 図2
[0037] 1つの局面では、第1および第2のチャンバは、横断面(図4A)あるいは長手方向平面(図4B)に沿って延びる壁50によって描かれる。壁50は、任意の平面に沿って、拡張可能な本体20を通って配置され得、第1のチャンバ26が治療されるべき組織に近接して配置されることを可能にする。さらに、壁50は、平面である必要はない。例えば、第1のチャンバ26は第2のチャンバ28の一部分の周りに曲がっていてもよく、非平面の壁50を生成する。]
[0038] 単一チャンバデバイスよりも少ない冷却流体を必要とすることに加えて、図4Aおよび4Bに記述されたようなデバイスは、拡張可能な本体20の完全な拡張を可能にし、選ばれた解剖学的領域の内面の組織の一部分に治療を限定する。拡張可能な本体20の遠位端の組織のみを治療することが望ましく、その場合、図4Bに図示されたようなデバイスが治療を提供し得る。拡張可能な本体20を囲む組織の全体の周囲よりも少ない部分を治療することが望ましい場合、図4Bに示されたものと同様なデバイスが有用であろう。]
[0039] 組織の一部分のみの選択治療は、第1のチャンバ26の正しい形状を設計し、第2のチャンバ28に対する相補的な形状を設計し、第1のチャンバ26のみが、治療されるべき組織に隣接するかその組織に接触するように、拡張可能な本体20を解剖学的特徴の中に配置することによって達成され得る。]
[0040] 第1のチャンバ26および第2のチャンバ28は、同じ大きさであってもよく、あるいは、これらは各々異なる大きさであってもよい。同様に、第1のチャンバ26の形状は、第2のチャンバ28の形状と同じかあるいは異なっていてもよい。チャンバ26および28は、解剖学的構造に対応する形状を有し得、その中に拡張可能な本体20が配置される。例えば、チャンバ26および28は、円筒形、球形、円錐形あるいは不規則な形状を有し得る。例えば、チャンバ26および28は、心臓の脈管構造の内壁に対して拡張するように適合される形状を有し得る。他の局面において、可撓性のおよび/または変形可能な、デバイス12の壁は、拡張可能な部材が、目標構造の表面の特徴に適合することを可能にする。]
[0041] 図5は、冷凍療法デバイスの他の実施形態を例示しており、拡張可能な本体20内に配置された拡張可能な体積置換チャンバ28および複数の冷却チャンバ62a−cを有する。1つの局面において、複数の冷却チャンバ62a−cが、目標組織に近接して、拡張可能な体積置換チャンバ28の外部あるいは外面に隣接して配置される。逆に、第2のチャンバ28は、中央に配置され、非療法的な体積を占有するように構成され得る。使用において、体積置換チャンバ(チャンバ28)は、拡張され得、冷却チャンバを組織に接触するように動かす、および/または冷却チャンバを組織と接触して保持し得る。] 図5
[0042] そのようなデバイスは、組織の非隣接領域の治療を可能にする。例えば、図5に図示された複数の冷却チャンバ62a−cの配置は、治療された組織の円周の帯および未治療の円周の帯を変更することを可能にする。複数の冷却チャンバ62の位置、大きさ、および形状を、所望の治療パターンを形成するように適合することによって、治療されたならびに未治療の他のパターンが可能である。] 図5
[0043] 1つの実施形態において、外側部材64は、複数の冷却チャンバ62の境界、および拡張可能な本体20の外側境界を部分的に画定する。さらに、内側部材32は、少なくとも部分的に、複数の冷却チャンバ62a−cの内側境界を画定する。さらに、内側部材32は、体積置換チャンバ28の外側境界を画定し得る。外側部材64および内側部材32は、各々拡張可能である。]
[0044] 他の実施形態において、個別の複数の冷却チャンバ62a−cの各々は、個別の拡張可能な部材によって少なくとも部分的に、画定される。1つの局面において、内側部材32は、複数の冷却チャンバ62a−cの内側境界を画定し得、外側部材64は、内側部材32と対になった個別の拡張可能な部材を含み得る。この局面において、内側部材32は、また、体積置換チャンバ28の外側境界および拡張可能な本体20の外側境界の部分を画定し得る。]
[0045] さらに開示されているのは、保護用の外側層を有する拡張可能な本体20である。本明細書に記述されている任意の実施形態において、追加の拡張可能な本体が、第1および/または第2のチャンバを囲み得る。1つの局面において、外側層は冷凍切除チャンバを目標組織から間隔をあけることができ、取り除かれる熱の量および/または切除の深さを制御あるいは制限する。例えば、図6は、第1および第2のチャンバ26、28を囲む関係に配置された最外部のチャンバ29を例示する。最外部のチャンバは、第1のチャンバ26の表面と目標組織との間の領域を占有する体積置換流体ソースを受け入れ得る。加えて、あるいは代替として、チャンバ29の壁は、チャンバのうちの1つが裂けるあるいは破れる場合に、保護のさらなる層を提供し得る。] 図6
[0046] 1つの局面において、デバイス12は、心臓マッピングのためのシステムあるいはデバイスを組み込むか、あるいはそれらと通信する。例えば、拡張可能な本体20は、隣接する組織に心臓の信号を感知するためのセンサを組み込み得る。そのようなセンサは、拡張可能な本体の外面に、および/またはそれを通して感知を可能にするデバイス12の外側層内(あるいは内部)に配置され得る。]
[0047] 本明細書にさらに開示されているものは、冷凍切除療法を送達する方法である。1つの実施形態において、拡張可能な本体20は、例えば心臓組織のような、目標組織に隣接して配置され得る。ひとたび配置されると、第1および第2のチャンバが満たされ(あるいは部分的に満たされるか、さらに満たされ)得、冷凍切除療法の送達のために、冷却チャンバを正しい位置に配置する。1つの局面では、冷凍流体が、第1のチャンバに送達される。例えば、冷凍流体は、流体ソースからカテーテル22を通って第1のチャンバの中に流れ得る。ユーザあるいはコントローラは、冷凍流体および/または体積置換流体の送達を調整して、所望の拡張に到達し得る。代替として、拡張可能な本体20は、第1および/第2のチャンバの最大拡張を制限するように強制され得る。]
[0048] 1つの局面において、拡張可能な本体20は、第2のチャンバ28を流体で満たすことによって、部分的に拡張され得る。拡張可能な本体20は、そして、第1のチャンバ26を冷却流体で満たすことによって、さらに拡張され得る。1つの局面において、第1のチャンバ26は、拡張可能な本体20が治療されるべき組織と密接な接触をするまで、拡張される。拡張可能な本体20は、第1のチャンバ26に隣接する組織を切除するために必要な時間期間の間、この拡張された状態のままである。この治療期間に続いて、冷却流体が第1のチャンバ26から取り除かれ得、体積置換流体が第2のチャンバ28から取り除かれ得る。]
[0049] 代替として、拡張可能な本体20を治療されるべき組織の近くに配置した後、初めに第1のチャンバ26を冷却流体で満たすことによって、拡張可能な本体20が部分的に拡張され得る。第1のチャンバ26を所望の量の冷却流体で満たした後、第1のチャンバ26を治療されるべき組織に隣接して配置するために、第2のチャンバ28を流体で満たすことによって、拡張可能な本体20が拡張され得る。拡張可能な本体20は、第1のチャンバ26に隣接する組織を切除するために必要な時間期間の間、この拡張された状態のままである。治療期間に続いて、冷却流体が第1のチャンバ26から取り除かれ得、体積置換流体が第2のチャンバ28から取り除かれ得る。]
[0050] システム10を使用する第3の方法は、拡張可能な本体20を治療されるべき組織の近くに配置し、第2のチャンバ28が治療されるべき組織に隣接するまで、第2のチャンバ28を流体で満たすことによって、初めに拡張可能な本体20を拡張することを含む。この時点で、第2のチャンバ28は、拡張可能な本体20の大部分の体積を占める。次に、冷却流体が第1のチャンバ26に加えられ、同時に、拡張可能な本体20の全体の体積が実質的に変わらないままであるように、流体が第2のチャンバ28から取り除かれる。これは、第1のチャンバ26が治療されるべき組織に隣接する領域の中に拡張し、第2のチャンバ28を部分的に置換させて治療されるべき組織から離すことを可能にする。治療期間に続いて、冷却流体が第1のチャンバ26から取り除かれ得、流体が第2のチャンバ28から取り除かれ得る。]
[0051] 他の実施形態が、明細書とその開示を考慮することから、当業者には明らかであろう。明細書および例は例示目的のみであると考えられており、本発明の真の範囲および精神は、以下の特許請求の範囲によって示されていることが意図されている。]
权利要求:

請求項1
冷凍療法カテーテルデバイスであって、近位端と遠位端との間に延びる細長いカテーテルシャフトと、該カテーテルシャフトの該遠位端に近接して配置された拡張可能な第1のチャンバであって、該第1のチャンバは、冷凍流体を該第1のチャンバに伝送するための管腔と流体連通する、拡張可能な第1のチャンバと、該第1のチャンバと流体連通する冷凍流体ソースと、該第1のチャンバに近接して配置された拡張可能な第2のチャンバであって、該第2のチャンバの拡張が、該第1のチャンバに圧力を加える、第2のチャンバと、該第2のチャンバと流体連通する体積置換流体ソースとを含み、該第1のチャンバは、冷凍流体で満たされる場合、冷凍療法を送達するように配置されており、該第2のチャンバは、拡張された場合、該第1のチャンバを組織に接触して保持するように構成されているデバイス。
請求項2
前記第1および第2のチャンバは、拡張された場合、脈管管腔を占有するような大きさにされている、請求項1に記載のデバイス。
請求項3
前記第1および第2のチャンバは、拡張された場合、冷凍療法を前記房に送達するような大きさにされている、請求項1に記載のデバイス。
請求項4
前記拡張可能な第1のチャンバは、前記拡張可能な第2のチャンバの少なくとも一部分を囲む、請求項1に記載のデバイス。
請求項5
前記第2のチャンバは、前記第1のチャンバによって完全に囲まれている、請求項5に記載のデバイス。
請求項6
前記拡張可能な第2のチャンバは、前記カテーテルの最遠位端において配置されている、請求項1に記載のデバイス。
請求項7
前記拡張可能な第1のチャンバは、前記拡張可能な第1のチャンバの遠位に配置されている、請求項6に記載のデバイス。
請求項8
前記第1および第2のチャンバは、共通の壁を共有している、請求項1に記載のデバイス。
請求項9
前記第1のチャンバの壁の少なくとも一部分は、前記第2のチャンバの壁よりも高い熱伝導率を有している、請求項1に記載のデバイス。
請求項10
前記第1のチャンバと前記第2のチャンバとの間に配置された壁は、冷凍切除療法を送達するために配置される該第1のチャンバの外壁の一部分よりも低い熱伝導率を有している、請求項1に記載のデバイス。
請求項11
前記体積置換流体は、前記冷凍流体とは異なる流体である、請求項1に記載のデバイス。
請求項12
前記体積置換流体は、前記冷凍流体の温度よりも低い凝固点を有している、請求項1に記載のデバイス。
請求項13
前記体積置換流体は、空気、食塩水、造影剤、およびそれらの組み合わせから選択される、請求項1に記載のデバイス。
請求項14
前記冷凍流体は、大気圧においてガス状である、請求項1に記載のデバイス。
請求項15
前記冷凍流体は、一酸化窒素である、請求項14に記載のデバイス。
請求項16
前記管腔は、前記第2の拡張可能なチャンバを通って延びる、請求項1に記載のデバイス。
請求項17
心臓の信号を感知するためのセンサをさらに含む、請求項1に記載のデバイス。
請求項18
前記第1のチャンバに近接して配置される心臓マッピングセンサをさらに含む、請求項1に記載のデバイス。
請求項19
冷凍療法カテーテルデバイスであって、近位端と遠位端との間の長手方向軸に沿って延びる細長いカテーテルシャフトと、該カテーテルシャフトの該遠位端に近接して配置された拡張可能な第1のチャンバであって、該第1のチャンバは、冷凍流体を該第1のチャンバに伝送するための管腔と流体連通する、拡張可能な第1のチャンバと、該第1のチャンバと流体連通する冷凍流体ソースと、該第1のチャンバに近接して配置された拡張可能な第2のチャンバと、該第2のチャンバと流体連通する体積置換流体ソースとを含み、該第1のチャンバは、該第2のチャンバに関して横断して配置されており、該第2のチャンバは、拡張された場合、非療法的な体積を占有するように配置されているデバイス。
請求項20
拡張された場合、前記第2のチャンバおよび前記体積置換流体は、前記第1の拡張可能なチャンバおよび前記冷凍流体から組織を隔離するように構成されている、請求項19に記載のデバイス。
請求項21
前記第2のチャンバの少なくとも一部分は、前記カテーテルシャフトから長手方向に延びる、請求項19に記載のデバイス。
請求項22
冷凍療法カテーテルデバイスであって、近位端と遠位端との間の長手方向軸に沿って延びる細長いカテーテルシャフトと、該カテーテルシャフトの該遠位端に近接して配置された拡張可能な第1のチャンバであって、該第1のチャンバは、冷凍流体を該第1のチャンバに伝送するための管腔と流体連通する、拡張可能な第1のチャンバと、該第1のチャンバと流体連通する冷凍流体ソースと、該第1のチャンバに近接して配置された拡張可能な第2のチャンバと、該第2のチャンバと流体連通する体積置換流体ソースとを含み、該第1のチャンバは、該第2のチャンバに関して長手方向に配置されており、該第2のチャンバは、拡張された場合、非療法的な体積を占有するように配置されているデバイス。
請求項23
前記第1のチャンバは、前記第2のチャンバに関して遠位に配置されている、請求項22に記載のデバイス。
請求項24
前記第1のチャンバと前記第2のチャンバとの間に配置される壁は、該第1のチャンバと該第2のチャンバが拡張された場合、前記体積置換流体を前記冷凍流体から隔離する、請求項22に記載のデバイス。
請求項25
前記第1にチャンバの遠位の壁は、前記壁よりも高い熱伝導率を有している、請求項24に記載のデバイス。
請求項26
冷凍療法カテーテルデバイスであって、近位端と遠位端との間に延びる細長いカテーテルシャフトと、該カテーテルシャフトの該遠位端に近接して配置された拡張可能な体積置換チャンバであって、該チャンバは、体積置換流体ソースと流体連通する、拡張可能な体積置換チャンバと、該体積置換チャンバに隣接して配置された複数の拡張可能な冷凍チャンバと、該複数の拡張可能な冷凍チャンバと流体連通する冷凍流体ソースと、を含み、前記体積置換チャンバは、拡張された場合、該複数の拡張可能な冷凍チャンバのうちの少なくともいくつかを、冷凍切除療法を送達するための位置に動かすように構成されている、デバイス。
請求項27
前記複数の拡張可能な冷凍チャンバのうちの少なくとも2つは、前記体積置換チャンバが拡張された場合、該拡張可能な体積置換チャンバによって互いから離されている、請求項26に記載のデバイス。
請求項28
各拡張可能な冷凍チャンバは、前記拡張可能な体積置換チャンバを囲む、請求項26に記載のデバイス。
請求項29
冷凍切除の方法であって、カテーテルシャフト、拡張可能な第1のチャンバおよび拡張可能な第2のチャンバを含むカテーテルデバイスを提供するステップと、該第1の拡張可能なチャンバが、該第2の拡張可能なチャンバと目標組織との間に、少なくとも部分的に配置されるように、該カテーテルデバイスを目標組織に対して配置するステップと、冷凍流体を該第1の拡張可能なチャンバの中に送達することによって、少なくとも部分的に該第1の拡張可能なチャンバを拡張し、該第1の拡張可能なチャンバに隣接する目標組織を切除するステップと、該第2の拡張可能なチャンバを体積置換流体によって拡張するステップとを含む、方法。
請求項30
前記第2の拡張可能なチャンバは、実質的に前記第1の拡張可能なチャンバ内に配置される、請求項29に記載の方法。
請求項31
前記第1の拡張可能なチャンバは、前記第2の拡張可能なチャンバの遠位に配置される、請求項29に記載の方法。
請求項32
前記第2の拡張可能なチャンバを拡張することは、前記第1の拡張可能なチャンバを組織と接触するように動かす、請求項29に記載の方法。
請求項33
前記カテーテルデバイスは、心臓の信号を感知するためのセンサを含む、請求項29に記載の方法。
請求項34
心臓マッピングのステップをさらに含む、請求項33に記載の方法。
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